木造住宅の建て替えに伴う解体現場で出る木材は、たとえ立派な木材でも、焼却されたり、チップにされたりという方法で廃棄されているのが現状です。また建築分野では 平成14年に施行された「建設リサイクル法」では 解体工事から排出される特定建築資材の分別と再資源化が義務付けられるなど 高いレベルでの環境への配慮やリサイクル・リユースの具体化が求められています。
弊社では そのような廃棄される寸前の木材『古材』を 資源活用の視点のみからではなく、年月の経過によってのみ醸しだされる、かけがえのない『建築資材』, また貴重な財産としてリユースしていきたいと考えております。
一般に鉄やプラスチックなどの材料は、新しい時が一番強く、古くなるにつれて弱くなってしまいます。逆に木材は、時間とともにどんどん強度を増して行きます。古材はもっとも円熟した木材といえます。
また古材には傷もあれば割れもあります。でもそうした傷や割れは一朝一夕には生まれません。
それは新しい木材には無い、長い年月を経た古材だけが持っている個性であり「味」です。古材には 「時間の概念」があるのです。工場で生産されるものではありませんので、1本1本、風合い、形状、長さ、奥行き、幅などが違います。
アトリエワイズは商業施設の企画、設計、施工のプロフェッショナルとして、飲食店をはじめ多くの空間創りに携って参りました。
また以前よりデザイン性だけではなく、素材へのこだわりを持ち続けたいという想いから、無垢の古材を使った、和の伝統家具、中国の古典家具、そしてモダンなアジア家具といった、インテリアも取り扱って参りました。
そしてこの度古材の良さ、古材の可能性を広く伝えて行きたいという同じ想いを持つ人々との出会いをきっかけに、愛媛県に本部を置く古材倉庫に加盟し、家具だけではなく、住宅、店舗といった「古材を活かす空間創り」に積極的に取り組んでいきます。
古材を活かす方法は、お客様の想いや要望、職人の技術、そして私達 設計、施工店 のアイディアの組み合わせによって無数の可能性を秘めています。アトリエワイズでは、古材を使った空間創りのプロとしてその空間にふさわしい古材のセレクトはもちろん、内外装仕上げから家具、照明計画、ディスプレイ等、トータルにご提案させて頂きます。
古材を活用するには解体業者との連携が必要不可欠になります。
全国にネットワークを持つ古材倉庫では、全国の加盟店の解体業者や材木屋から 古材を購入することができます。
採取した資材を、再利用することを前提にした解体を行い、古材鑑定士の資格を持つスタッフが 古材の状態や経過年数等をチェックし 同じ鑑定基準に基づいて値段設定と品質管理をし、古材倉庫本部が運営する古材ネットを通して販売されます。
アトリエワイズは 仕入先が明確で、適切な鑑定を受けた古材を再利用する、古材活用店 として 古材の流通ネットワークに参加し、環境に配慮した資源活用に取り組んでまいります。
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